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根岸季衣「Reset」喜迷怖楽


監督から、企画の提案があった時は嬉しかったぁ!
こりゃ、えらく面白い事になるぞと戦慄した。
遠藤とは酒ばっかり一緒に飲んで、もう20年近く全く共演していなかったし
(不思議な位、同じ作品とかさえ、かすりもしなかった!)
他の共演者もみんな素敵だし、ワクワクした。

さて、自分で演る人物のバックボーン、なんで死にたいのか、
全部考えなさい、との事。
思春期には、そりゃ乙女チックに「死」を夢見た頃もあったけれど、
すっかり図太くなった今、私自身が死迄考えるリアリティは何処にある?
脚本という指針が無い以上、何処か自分との接点を模索しておかないと、
きっとアドリブが破綻してしまうに違いない。
命より大切なもの....子供。

監督との個別打ち合わせが始まり、他のメンバーの構想を聞く。
う〜ン、みんな流石だ!イカしてる。練ってる練ってる。
しかし、80分も持つんだろうか?
テーマは「死」だし。重たいぞぉ。役者のアドリブなんぞで支えきれるか?
ごめんなさいって訳には行かない、引き下がれない、
とってもつまんない事になっちゃったらどうする?

「スタート!」走り出した。ちょっと武者震いした。
礼子ちゃんは神経過敏ピークで怒ってたけど、元々好きだったから同姓として
心から愛しく思えた。
プリンス光石は、自分からは決して働きかけてはこない。
でも投げかけると素敵な受けを見せてくれる。
お〜っし!思いつく事なんでもやってみよう。
なんか、すいっと空間に馴染んだ。喪服も救ってくれたかな?(喪服好きなんです)
おうおう、気合い充分の洋三郎さん、そして、遠藤がカマして登場。揃った。
空間が停滞しそうになったり、うまくねじれて展開してくれたり、
みんなの気持ちが、どっかで交信しあってる。お互いを信頼出来た。
後はただ駆け抜けた。


「カーット!」.....後の快感!達成感!
面白かったぁ〜〜楽しかったァ〜〜
THAT'S ALL WAO!